インフルエンザは赤ちゃんにうつる？予防対策とかかってしまった場合の対応

冬になると怖いのがインフルエンザの流行です。

特に乳幼児はインフルエンザが重症化しやすく、場合によっては肺炎などを発症して入院してしまうこともあります。

赤ちゃんがいるご家庭では周囲の大人が予防接種を受けるなどして、小さな赤ちゃんに感染しないよう最大限注意したいですね。

それでも万が一ママがインフルエンザになってしまった場合、赤ちゃんへの感染を防ぐにはどのようにしたらよいでしょうか？

赤ちゃんはインフルエンザ予防接種を受けるべきか？

生後満6ヶ月以降の赤ちゃんであればインフルエンザの予防接種は受けることが出来ます。

ただ、乳児期は他のいろいろな予防接種スケジュールが忙しく、その兼ね合いでインフルエンザの予防接種が組み込みづらい場合も多いですね。

また、乳幼児はインフルエンザの免疫がつきにくく、予防接種をしていてもインフルエンザになってしまう可能性が高いとも言われています。なので足を運ぶのは悩んでしまう人も多いんですよね。(^^;

まずは家族内のインフルエンザ感染を防ぐことが優先

したがって、赤ちゃん自身のインフルエンザ予防よりも、まずは家族内でインフルエンザにならないための対策をすることが第一歩になるでしょう。

・うがい手洗いを徹底すること
・小まめな部屋の換気
・加湿で適正な湿度に保つ
など、基本的な感染予防を行うことも大切です。

また大人がインフルエンザの予防接種を受けることで感染のリスクを少しでも減らすことが出来るので、まずは大人から積極的に予防接種を受けて欲しいと思います。小さい子に受けさせるより全然簡単ですらね。(^^;

ママがインフルエンザになったら赤ちゃんはどうする？

それでも万が一ママがインフルエンザになった場合はどうすれば良いでしょうか？

まず、インフルエンザは母乳では感染しないので授乳自体は問題ありません。

インフルエンザウイルスは気道粘膜を通じて感染するもので、血液に入って感染するものではありません。したがって、血液と同じである母乳を通じて直接赤ちゃんにインフルエンザが感染することはないんだそうです。

ママが赤ちゃんのお世話をできる状態であれば、手をよく洗ってマスクを着用し、くしゃみなどを通じて赤ちゃんに移らないよう対策をしていれば、直接おっぱいをあげることができます。

インフルエンザにかかってしまった場合の対応

薬は飲んでも問題ありません。

タミフルやリレンザなどインフルエンザの薬を服用していても、母乳への影響はほとんどないと言われています。しかし、医師によっては念のため母乳育児を中止するように指導する場合があるので、担当医によく確認して下さい。

また、赤ちゃんへの感染を最大限に防ぐため、ママとは別の部屋で別の人がお世話するのが望ましいです。

インフルエンザを発症してから7日間は赤ちゃんへの感染を防ぐための対策をとるようにしましょう。

その間は、赤ちゃんが感染していないか普段との様子の違いをよく観察をし、もし赤ちゃんがインフルエンザに感染してしまったようであれば、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

インフルエンザになった場合の赤ちゃんへの対策

まずはママがインフルエンザにならないように、普段から基本的な感染予防をすることが大事ですね。

また、普段から赤ちゃんのお世話を任せられる人を作っておくことも大切です。いくら元気なママでも、いつ何が起きるか分かりません。仕事に復帰予定のママは特に、お世話を任せられる人を一人でも多く作っておきましょう。