ハロゲンヒーターでは部屋は暖まらない！？効果的な使い方は○○との併用！

寒くなり始めのこの時期、暖房器具を引っ張り出してくる方も多いと思います。

我が家にも頂き物のハロゲンヒーターがあって、寒くなり始めのこの時期は良く使っているのですが、どうにもハロゲンヒーターでは部屋が暖まりません。

そもそもハロゲンヒーターは暖房器具として適しているのでしょうか！？

そこで今回は、
・ハロゲンヒーターは部屋を暖めるものなのか？
・ハロゲンヒーターの特徴
・ハロゲンヒーターのメリットデメリット
・効果的な使い方
ということについて調べてみました。

ハロゲンヒーターはあくまでスポット暖房！

最初に結論を述べてしまえば、ハロゲンヒーターはあくまでもスポット暖房であり、部屋全体を暖めるものではありません。

ハロゲンヒーターは遠赤外線の効果で暖める暖房器具です。遠赤外線はぶつかったものを暖めますが、空気を直接暖める効果はありません。

なので、ハロゲンヒーターでは部屋全体は暖まらないのですね。

ハロゲンヒーターのメリットはこんな所！

ではハロゲンヒーターのメリットはどんな所でしょうか？

ハロゲンヒーターのメリットはその「即効性」です。

ハロゲンヒーターは電源を入れれば数秒で暖房効果を発揮します。寒い時にすぐに暖まれるのは嬉しいですね。

なので、寒い脱衣所やトイレなどでのピンポイント暖房として使用するには、エアコンなどの空間暖房よりもハロゲンヒーターがピッタリなのです。

また、ハロゲンヒーターは空気を汚さないのも嬉しいところです。石油ストーブではこまめに換気をしないとなりませんが、ハロゲンヒーターならその必要がありません。

ハロゲンヒーターのデメリットは？

ハロゲンヒーターのデメリットとしては、
1.部屋全体が暖まらないこと
2.消費電力が大きくて電気代が高い
3.ハロゲンランプは高温になる
といったことがあります。

1.部屋全体が暖まらないこと

ハロゲンヒーターは空間を暖めることは出来ないので、部屋に一台設置して全体を暖めるための暖房器具にはなれません。

2.消費電力が大きくて電気代が高い

ヒートポンプを利用したエアコンなどと比べると熱効率は悪く、電気代も高くなります。つけっぱなしにして使うようなものではありません。

3.ハロゲンランプは高温になる

これも意外と大きなデメリットです。
ランプ周辺などが非常に熱くなるので子供が触ってやけどしないか注意も必要に鳴りますし、小まめに掃除しないとホコリから発火する恐れもあります。

ハロゲンヒーターの特徴を押さえて賢く使おう！

ハロゲンヒーターで部屋を暖めようとしていた方は一度使い方を見直してみてください。

ハロゲンヒーターは即効性のあるスポット暖房として優れており、トイレや浴室、また我が家ではキッチンの足元暖房として活躍しています。

最近ではより効果の高いカーボンヒーターに座を奪われて、家電量販店ではハロゲンヒーターの姿をほとんど見かけなくなりましたね。

それでもまだまだ家庭に眠っているハロゲンヒーターはたくさんあると思います。

部屋全体を暖めたいときはエアコンで、スポットで暖めたいときはハロゲンヒーターで、というようにメリットとデメリットを押さえて併用するのが最も効率的な使い方ですね。^^