バーベキューのお肉の上手な焼き方!おすすめの種類と最適な量の目安は?
バーベキューはお肉を焼くだけと思われがちですが、単に「お肉を焼く」と言っても、最適な量の目安からオススメの種類まで、考えることはいろいろありますね。
バーベキューの一般的な肉の量
2時間のバーベキューで食べるお肉の量としては、一人300グラムがベースになります。
これはソーセージなどの加工肉も含んだ量です。若い男性であればもっと食べる人もいるでしょう。逆に、女性や年配の方は200グラム程度で見積もると良いです。
野菜や魚介、お酒の量は?
お肉の量を基準に、その他の食材も決めます。ここが多くなる場合はお肉を減らすなど調整して下さい。
野菜
焼き野菜はほとんど食べません!管理人の場合です。(^^;
なので普段は用意しません。作るとしても、にんじんやかぼちゃ、玉ねぎ、ナスなどを、一人一切れ程度の量でよいでしょう。
また、きのこ系はホイル焼きに使うことが多いです。
その他はジャガイモやピーマン、アスパラなど、丸焼きにしてアクセントになりそうなものを、状況に応じて購入します。こちれも量は多くなくて良いです。少しずつ食べれれば満足するはずです。あくまでもイロドリですね。
野菜のコツは用意し過ぎないことです!
魚介
お肉だけのバーベキューでは飽きてしまった人、また、女性が多いバーベキューでは魚介類は非常に重宝します。海老やイカ、殻つきホタテなどが良いですね。サンマの丸焼きや、サバ塩、ブリカマなんかも盛り上がります!^^
魚介を充実させる場合は、その分お肉を減らしましょう。
お酒
ついでにお酒の量ですが、お酒は人によって飲む量が大きく違います。よって見積もるのは困難です。
管理人の場合は、飲む分は各自で持って来てもらいます。これだと割り勘負けする人もいないので。批判もありますが、最も合理的な作戦かと思っています。ワイン好きが多い場合などは、経費で2~3本買ってしまうというのはありですね。
あと、意外と重要なのがソフトドリンク。これは経費でしっかり購入しましょう。一人500ml以上は欲しいです。暑い日であれば、1リットル。焼き場の人は2Lくらい必要になりますね。
おすすめのお肉の種類
一口にお肉といっても種類もたくさんあります。
もっとも一般的なのは、牛タン、牛カルビ、牛ロース、豚カルビ、豚ロースなどでしょうか。迷った場合は焼肉用のこのあたりの肉を買っておけば間違いないです。
豚肉であればスペアリブをタレに漬け込んでおく、鶏肉であれば手羽元を揉み込んでおくというのも良いですね。
お肉の上手な焼き方の基本
バーベキューといえば炭火でお肉が美味しく焼けることが一番の利点ですね。でも、炭火の管理は難しく、上手に出来ないと焦げたパサパサの肉になってしまうんですね(^^;
特にステーキ肉などを焼く場合は以下の点を意識してみて下さい
バーベキューコンロには火力の違うゾーンを!
最も基本であるが最も重要なことは、バーベキューコンロに強火と弱火のゾーンを作ることです。
初心者だと、全体に満遍なく炭を広げがちですが、これだと美味しくお肉が焼けません。片側には炭を多めに寄せて、強火で焼き色をつけるゾーンを。もう片側は炭をほぼなくし、弱火でじっくり、遠赤外線で肉に火を入れるところに。少なくともこの二つのゾーンを作るのが基本です。
生とレアは違う!
こちらも大前提として、生とレアは違うということを意識しておきましょう。
初心者だと、赤みが残っていれば、それがレアだと勘違いして食べることも多いです。「レア」とは、赤みがあるけど中に火が通っている状態のことで、生は単純に焼けていないだけ。
炭火だとじっくり遠赤外線で火入れが出来るので、この「レア」の状態を作りやすいんです。ローストビーフなども、ピンク色ですが、生じゃなくてしっかり火が通った状態なんですね。
美味しいお肉の焼き方
管理人の経験を元に、美味しいお肉の焼き方をまとめます。是非一度試してみて下さい。
1.肉をしっかり洗う
まずはお肉をしっかり水洗いします。それからキッチンペーパーで完全に水気をふき取ります。隠し包丁などを入れるのであれば、このタイミングで片面をサクサクと。
そして塩コショウや、オススメはハーブソルトをしっかりと振って、下味をつけます。
2.強火で片面を焼く!
最初に強火ゾーンで片面を焼きます。しっかり焦げ色が着くまで、一気に焼き上げてしまいます。
3.反対側、サイドも焼き色を付ける
片面が焼きあがったら、ひっくり返してもう片面も。こちらも同じように強火で焼き色をつけます。
両サイドが焼きあがったら、側面も強火で焼き色をつけます。トングで肉を持って、立てるようにして側面全てに焼き色をつけていきましょう。
ここまで完了すると、全面にしっかり焼き目がついた状態になります。でも、この時点では中身はまだ火が通っていないですね。レアではなく単純に生の状態です。
4.弱火ゾーンでじっくり火を入れる
焼き目をつけて旨みを閉じ込める準備が出来たら、弱火ゾーンに移動し、遠赤外線でじっくり中身に火を入れます。
弱火ゾーンの目安は「手をかざしておくには熱くてギリギリ無理」程度のイメージです。^^;
肉は焦げないけど、中に火が入るくらいのイメージ。牛肉は中心部が70℃になると硬くなるようです。赤みが残ってやわらかいレアは55℃前後。温度計があればそれで図るのがベストですが、普通は持っていないと思うので、ここは経験と勘です!
【判別方法1】
肉の弾力具合で確認します。トングで肉をぐにっと曲げると、生肉ならふにゃっと、完全に火が通ると固くなります。この中間のくにっと曲がる程度が目安です。
【判別方法2】
肉汁の色合いで判断します。生肉の時は綺麗な赤色の肉汁がにじんでいます。完全に火が通ると焦げ茶色の肉汁です。この中間の赤茶色。濃い赤ワインくらいの色の肉汁がにじんでいれば、レアの状態です。
このあたりから総合してレアの状態を判別して下さい。経験と勘ですので、やっていくうちに上手くなるでしょう。弱火での火入れは5~10分程度が目安です。長くなりすぎるとパサパサになってくるので。
バーベキューのお肉の上手な焼き方まとめ
いかがでしたでしょうか。塊のお肉を上手に焼けるようになると、バーベキューがどんどん楽しくなりますよ。参加メンバーから歓声も上がり気持ちの良いものです。是非練習してみて下さい!^^
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