エアコンの推奨設定温度！睡眠時の適温は何度？

寝るときにエアコンを付ける人は多いです。でも、実は上手く付き合えていない人はたくさんいるのではないでしょうか？

寒くて朝起きたり、冷えすぎてだるさが残ったり。エアコンを上手に使って快適な睡眠を得るにはどうすればよいのでしょうか？

睡眠時のエアコン設定は難しい？

ここ数年は熱帯夜の日数も増加しており、睡眠時はエアコンを使って温度調節することが当たり前になっています。

ただし、上手く付き合えないと、
・エアコンをつけっぱなしで寝ると、朝方寒く、だるさが残りやすい。
・タイマーで消すけが、結局朝方に暑くて起きる。
・扇風機を併用しているが風で体が冷えている。
などといった悩みが出てきますね。

睡眠時の推奨設定温度はどのくらいが良いのでしょうか？

睡眠時の推奨設定温度は？

夏の夜に快眠できる室内温度は、25度～28度と言われています。人によってかなり差がありますが、概ねこの範囲が適当になるでしょう。

※今回は省エネの観点からも28度設定の場合でお話します。個人差もあるので、暑い場合は1度ずつ下げてみて下さい。

睡眠中は体温が下がる？

一つ注意なのが、睡眠時の体温低下です。

睡眠時は基本的に体温が下がります。そのため、日中の設定温度より1度～2度高い温度を目安にすると、睡眠時は快適に眠ることが出来ます。

ただし、眠りにつくときには、この温度では暑いと感じる場合が多いです。そのため睡眠時には補助器具として扇風機などを使うのがオススメです。

夏の快適な睡眠のためのエアコン設定

夏の夜に快適な睡眠をとるためのエアコン術は、
・室温は28度設定(ほんのり汗ばむ程度)
・冷風を直接体に当てない。
・扇風機を併用する。
・扇風機の風は直接体に当てず部屋に拡散させるため。
の4つが重要になります。

室温は28度設定

これはエアコンの型や年式によっても変ってきますので一概には言えませんが、28度では室温が30度くらいにしかならないエアコンもあり、それであればもっと低い設定温度にしてもよいですね。室温を28度に保てる設定温度にしましょう。

冷房を直接体に当てない

冷風が直接体に当たっていると、朝方に寒くて起きることが多くなるでしょう。冷風は上向きで、かつ、体に当たらないように横向き、が一番良いとされています。

扇風機を利用する

28度設定では、睡眠時は少し暑いと感じることが多いです。そこで補助器具として扇風機を利用し、風を体に当てて涼しさを作りましょう。

ただし、ずっと風を浴びていると体が冷めてしまいますので、眠りにつくときだけにするのが良いです。タイマーで1時間～2時間後に切れるように設定しましょう。

これで、寝るときは若干涼しく、朝方は寒くない、を実現することが出来ますね。

扇風機の風は壁に向けて

こちらは、室温が28度でも眠りにつくときも寒くないという人にオススメです。

冷気は下に溜まるので、扇風機やサーキュレータを壁に向けて動かし、下の空気を部屋中に循環するようにしましょう。自然な風の流れが出来て、快適に過ごすことができます。

睡眠時のエアコンの推奨設定温度まとめ

寝ている間に体が冷えすぎると、血管が収縮し体調不良や疲労感に繋がります。いわゆるクーラー病ですね。
参考：エアコンで具合が悪くなる？クーラー病の対策とは？

身体が冷えすぎない設定温度でつけっぱなしに出来るのが最も良い使い方です。寝るときに一気に部屋を冷やしてタイマーで消す人もいますが、それだと朝方に暑くて起きてしまうことも多いのではないでしょうか。扇風機などの補助器具を利用して、睡眠時と睡眠中の体温差を上手く埋めるよう工夫してみて下さい。！^^

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