エアコンの節約は？こまめに消すよりはつけっぱなしが良い！？

エアコンの電気代が気になるからと、涼しくなったらすぐにエアコンを消してまた暑くなったらつけるといったことをしていませんか？

節約の観点から見ると、こまめにつけたり消したりするのと、つけっぱなしにしておくの、どちらが良いのでしょうか？？

エアコンの節約にはつけっぱなしが良い？

エアコンの電気代が気になってこまめにつけたり消したりしている場合は、かえって消費電力を増やしている可能性があります。

エアコンは部屋を設定温度に冷やすまでに最も電力を使います。設定温度まで下がった後は、消費電力はグッと小さくなります。

エアコンの使用電力の概算を以下にまとめました。

<エアコン電気代(概算)>
つけてから1時間(部屋が設定温度になるまで)：40円/1h
つけてから2～3時間(部屋の温度が安定するまで)：15円/1h
つけてから4時間以降(部屋の温度は一定)：10円以下/1h

このように、部屋を設定温度に冷ますまでの最初の1時間が最も電気代を使います。逆に、部屋の温度が安定した後は、少ない電力で、涼しさを保つことが出来るのです。

ただし、つけっぱなしでも電気を使うことは間違いないですので注意して下さい。どんなに効率的につけっぱなしにしても、エアコンを切るのが一番電気代が安いのは間違いないですね。

部屋の広さや断熱性能などによりますが、概ね、1～2時間程度エアコンを消してその後またつけるのであれば、そのままつけっぱなしにしていたほうが電気料金は安くなります。

5時間も部屋を空けるのであれば、一旦エアコンを切ってしまった方が良いでしょう。

エアコンの節電効果を高めるために

エアコンの節電効果を高めるためには、いくつかの方法があります。

太陽の熱を部屋に入れない

遮光カーテンやブラインドなどで、日差しの熱を部屋に取り入れないように工夫しましょう。また、冷気が逃げないための対策にもなりますね。

フィルターのこまめな掃除

フィルターのホコリは二週間に一回は掃除するようにしましょう。掃除機で簡単に吸うだけでも、エアコンのパワーは全然変ってきます。

扇風機との併用

扇風機の風を受けることで体感温度を1～2度下げることが出来ます。扇風機の消費電力は、エアコンに比べたら微々たるものですので、エアコンの設定温度を1度下げて扇風機を併用するほうが、電力的にも体感温度的にもメリットがあるのですね。

エアコン節約のこまめなOFF/ONまとめ

実は私も電気代節約のためと、強い冷房で一気に部屋を冷やして、涼しくなったらOFFにするということをしていました。(^^;

一番電気代に優しくない方法でしたね。

今では扇風機を併用して、弱冷房を上手く活用して過ごしています。まだやったことがない方は是非試してみて下さいね！