エアコン設定温度が28度の根拠は？暑くて仕事にならない！

エアコンの推奨設定温度は28度にして下さい、というのが、昨今の省エネの流れを受けて一般的に広まっています。

でも、28度って暑すぎませんか？この設定温度に根拠はあるのでしょうか？

エアコン設定温度が28度の根拠

エアコンの推奨設定温度が28度と言われている根拠は何なのでしょうか？

2005年の夏にクールビズが誕生しました。

そのときの試算値が、26度を28度に設定して○○%のCO2を削減！という謳い文句であったため、28度というのが省エネを考えたときの推奨値として一般的になりました。

昨今の節電の流れでもその28度が推奨設定とされ広まっています。

28度設定は暑すぎる？

実は、室温28度というのは、熱中症を起こさないギリギリのレベルと言われています。

28度であっても、湿度が70%以上になれば熱中症になる危険があります。

逆に言えば、扇風機などの補助器具を使ったり湿度を下げる工夫をすれば28度でも問題ない、ということですね。

実は、快適な生活温度は「26度」と言われています。

28度設定にするだけでなく、補助器具を使った工夫が必要なんです。(^^;
参考：扇風機を1日つけっぱなしにした電気代は？エアコン併用でこうなる！

28度設定にクレーム噴出！

実は世間では「28度では暑くて仕事の効率が下がる！」というクレームも続出しているといいます。

上記のような理由もあり、単純な28度設定では暑いのは当たり前なんですね。

実際の会社では、PCやプリンターの熱などで、28度設定にしていても室温は30度になっていたりすることも多いのです。

室温を28度以下にするには、実は設定温度はもっと下げないとダメな場合も多々あり、会社の言いなりになっているだけでは体調を壊す危険性もあるので十分に注意して下さい。

28度設定は仕事の効率も下げる？

早稲田大学のある実験結果では、オフィスの温度が25度から1度上がるごとに、生産性が1.9％ずつ下がる、というデータが示されています。

数値ではないですが、確かに、「汗ばんで体に書類は張り付く」と言っている人も多いですし、暑くてイライラしている人も多いですね。確かに作業効率は下がりそうな気がします。

本当に作業効率が下がっているのであれば、節電以上の損失になってしまいますね。

エアコン設定温度28度の根拠まとめ

28度設定はあくまで目安で、
・室温が28度になるような適切な設定温度にすること。
・扇風機などの補助器具を使って体感温度を下げること。
が重要になります。

本当に仕事の効率が下がっているようであれば、思い切って、設定温度を下げることを提案してみても良いかもしれませんね。

・コチラの記事もよく読まれています☆
＞＞扇風機を1日つけっぱなしにした電気代は？エアコン併用でこうなる！