お盆に帰省する場合にお中元を持っていくのはおかしい？

お盆に実家へ帰省する場合に、お土産を兼ねてお中元として何か持っていこう！というのはおかしいのでしょうか？？

お盆にお中元はおかしい？

お中元とは、一般的には7/15までの期間に、普段お世話になっている人への感謝の気持ちとして贈るものです。

※地域によっては8/15をお中元としてお盆と重複する場合もあるのですが、今回は7/15をお中元として回答します。関西では8/15をお中元とする地域が多いようですね。

お盆の時期ではれば、8/13前後だと思いますので、この時期にお中元を持って帰るのは少しおかしいということになります。単純に帰省のお土産、もしくはお盆のご仏前などとして持参するのが自然です。

お中元とお盆と暑中見舞いの違い

お中元は中国から伝わった古来の行事で、7/15に贈り物をしていた習慣のことです。

また、日本では仏教行事としてお盆がありました。現在は8/15とされる地域がほとんどですが、元来は旧暦で7/15がお盆でした。そのため現在でも7/15をお盆としている地域もあります。

暑中見舞いは、暑い時期に安否を確認するために連絡を取る風習です。お盆に親戚先を訪問し贈り物をする行事が簡略化したものとも言われています。
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現在では、これらのイベントが少しずつ形を残し、行事として形を残しています。

改めてお中元の意味を考えてみる

改めて意味を考えてみても、お盆の帰省でお中元を持って帰ることは、少し意味合いが違いますね。

ただし、実家に帰省するのに暑中見舞いを持って帰るのも、本来の意味とは違います。帰省して顔を合わせているのですから。

また、お中元は、親に贈る必要はないのではないか？という人もいます。普段お世話になっている人に自分の親を入れるのはおかしいのではないか、と。ここはそれぞれの価値観ですが、確かに最近は親には何も贈らない人が多いです。管理人も両親には何もしていません。
＞＞お中元はいらない！アンチお中元の提案！

なので、お盆の帰省でのオススメの持ち物としては、
・単純に帰省のお土産として何かを持って帰る。
・お盆のお供えは別で、お土産である必要はないので、現地で供える物を買えば良い。
・お中元は親には渡さないので不要。
・暑中見舞いも不要。
と考えます。

お盆の帰省でのお中元まとめ

ということで、管理人としては、お盆の帰省時にお中元を持って帰ることはありません。

どうしてもお中元を贈りたいのであれば、しっかりと、7/15までに何かしら贈るようにしましょう。

お中元に間に合わなかったのであれば、その旨を一言添えて、いつもより一段豪華なお土産を渡しても良いと思います。