上司にお中元は贈るべきか？新社会人の憂鬱

業務だけに尽きない職場の悩み。その一つが「上司にお中元を贈るかどうか？」、これに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に新社会人の場合は、会社の風習や常識も分からないため、どうして良いか検討もつかない場合が多いですね。

今回は、会社上司にはお中元を贈るべきなのかどうか、世間一般の情報を調べてみました。

お中元は上司に贈るべきか？

そもそも、会社上司にお中元を贈る人はどのくらいいるのでしょうか？

あるアンケートサイトによると、「上司にお中元を贈ったことがある人」は、全体の38%となっており、約6割の人はお中元を贈ったことが無いという結果になりました。特に20代ではお中元を贈ったことがあるのは28%しかおらず、7割以上の人が未経験というデータになります。若い世代になるほど重要視されていないイベントになっていますね。
＞＞お中元はいらない！アンチお中元の提案！

また、お中元を贈らない理由として、「いらない風習だと思うから」と言う回答ももちろん多かったのですが、「会社にお中元を贈る風習がなく誰もやっていないから」という意見も目立ちました。近年は会社として儀式的になっているだけの行事を排除する傾向も強いようですね。「贈ろうと思ったけど上司から断られた」と言う人もいました。

それでも数こそ少ないですが、やはり、まだまだお中元を贈りあう会社もあります。失礼の無い様、自分の会社はどうなのか先輩などに聞いてみ確認するのが間違いないでしょう。

上司へのお中元は何を贈るべきか？

上司へのお中元で最も選ばれている品物は「ビール」であり、50%程度の人がビールを選択しています。やはり消え物が一番面倒でなく間違いも少ないでしょう。

また、それ以外では、ハムやソーセージの加工肉、食用油や海苔乾物などの日持ちするもの、洋菓子と続きます。ご結婚されている上司の方であれば、家庭的な品物でも喜ばれそうですね。

お中元の品の金額相場は？

一般的なお中元の品は3000円～5000円と言われていますので、特に希望がなければこの範囲が良いでしょう。あまりに安すぎると、稀に、失礼と受け取る上司の方もいるようなので注意して下さい。(^^;
あまり高額だとそれこそ気を使われてしまうので、やはり、この金額から選ぶことがオススメです。

お中元を贈る際に上司の住所をどうやって聞く？

いざお中元を贈ろうと思ったとき、悩んでしまうのが上司の住所。

会社の先輩から聞いたりする方法もありますが、個人情報に厳しい昨今、知らないところから住所がもれるのを嫌がる人も多いです。なので、ここはお中元の品を送りたい旨を伝え、正々堂々と住所を聞くのが一番間違いがないでしょう。

「暑中見舞いや年賀状を送りたいので事前に住所を教えて下さい」と聞く人もいるようですが、わざわざ遠まわしにする必要はあまり無いのかなと思います。むしろ、中元の品を送りたいと切り出せば、不要な方はそこで辞退されるかもしれないですし。一番面倒が少ないですよね。

上司へのお中元まとめ

なかなか面倒なお中元ですが、風習が色濃く残っている会社もありますので注意して下さい。やはり、相場の金額内でビールなどの消え物を選ぶことが、一番面倒が少なくて人気のようですので参考にして下さい。