台風で眠気が出るのは気圧の影響？原因と対処法まとめ！

台風が近づくと身体に様々な異変が生じる場合があります。

例えば、
・古傷が痛む
・頭が痛くなる
・身体が重い
などなど、症状は様々で、中には花粉症の様な症状が出る人もいるそうです。

そんな中、「台風が来ると眠気に襲われ、日常生活に支障が出て困ってしまう！」という方も多いでしょう。

今回は、台風が近づくと眠くなる症状について原因と対処法を調べてみました。

台風で眠くなる原因は？

台風が来ると気圧が低い状態となりますが、この気圧の高低が、少なからず私たちの身体に影響を及ぼしていると言われています。

低気圧になると大気中の酸素濃度が低下します。すると、身体に取り込まれる酸素が不足します。

山など標高の高い所に行くと、空気が薄くなって息苦しくなったり体調が悪くなったりしますが、極端に言ってしまえば、台風の際はこれと同じような状況が起きているのです。

身体の中の酸素濃度が低下すると、身体は休息モードになり、それで眠気が襲ってくるのです。

特に普段から貧血気味の人などは、もともと酸素が回りにくい状態が更に酷くなるということですので、より眠気や息苦しさを感じることが多いようです。

気圧の変化による自律神経の異常も？

また、気圧の変化に反応して、自律神経のバランスを崩してしまう人も多いようです。

低気圧になると副交感神経が優位に働くことになり、そうすると体がリラックスする状態になるため眠気が強くなるとか。

台風からくる眠気を防ぐ方法はあるのか？

では、この台風による眠気への対処法はあるのでしょうか？

酸素濃度の低下による眠気に対しては、深呼吸をして酸素をより身体に送りやすくすることが有効です。

ただしこれは一時的な改善策で、恒久的には、普段から有酸素運動などを行って肺を鍛えることが対策になるようです。

よくアスリートが高山でトレーニングをしますが、これはあえて酸素濃度の薄い環境でトレーニングすることで、肺を鍛えているそうです。

また、普段から貧血気味の場合は、サプリメントを飲んだりレバーなど鉄分を多く含む食材を摂取したりすることで、貧血を改善させましょう。

自律神経の乱れに対しては、軽い運動などで身体を動かすようにすると良いそうです。動くことで交感神経が刺激されるので、自律神経のバランスが整ってきます。

台風の眠気/原因と対処法まとめ

天気と私たちの身体の関係については未解明な部分も多いようですが、台風などの低気圧と眠気については少なからず関係があると言われています。

普段から身体を動かすことが、ダイエットや病気予防だけでなく、台風の眠気に対しても有効だと分かり、自身の運動不足を反省しました。

自律神経の乱れについては、ストレスを溜めている人ほど副交感神経が優位に働きやすいそうで、普段の生活に軽い運動を取り入れること、疲れを感じたら休息を取り、無理をしないことでストレスを溜めないようにしておくことも大事だと分かりました。

台風を避けることはできませんが、身体の不調を避けることは可能です。できることから始めて、気圧に負けないようにしたいですね！