台風で旅行をキャンセルする場合の料金は？予約済み飛行機やホテルの対応パターン

7月～10月は台風が多く発生する時期です。
参考：台風の季節はいつ？本当に多い時期は何月なのか調べてみた

夏休みの旅行やシルバーウィーク、秋の行楽と、旅行の予定を立てている方は台風情報も気になる季節ですよね。

そこで心配なのが、台風によるホテルや飛行機のキャンセル料金はどうなるか？

・いざ台風で飛行機が欠航になったら？
・ツアーが中止になったら？

いざというときに慌てないように、台風によるキャンセルはどのような対応があるのかしっかり確認しておきましょう。

台風によって飛行機の欠航が決定した場合のキャンセル

ツアーで予約しているか？自分で予約しているか？で大きく2つに分かれます。

1.ツアーを申し込んでいる場合

基本的には、搭乗予定の便が欠航になった場合はツアー自体が中止になります。

そのためキャンセル料はかからない場合がほとんどです。
ただし、台風が近づいているからといって自らキャンセルした場合はキャンセル料がかかりますのでご注意ください。(^^;
　
台風が近づいている場合は、事前に以下のことを確認しておきましょう。
・ツアーが催行するか中止するかをいつ旅行会社が判断するか？
・ツアー中止の場合の連絡期限は？
・自分の意思でキャンセルした場合のキャンセル料

2.航空券を自分で予約している場合

航空券を自分で予約している場合は、他の便への振り替えや払い戻しの対応になります。

他の便への振り替えの場合は空きがあれば可能ですが、満席の場合は出来ません。その場合は空席になるのを待つか他の交通手段を検討する必要があります。

また、LCCを除いては自社便だけでなく他社便に振り替えをしてくれる場合もあるので問い合わせをしてみてください。

方法は空港カウンターか電話で問い合わせれば丁寧に教えてくれます。

旅行の日程変更も大変なので、払い戻して再計画が妥当ですかね。^^;

3.航空券を自分で予約し、帰りの便が欠航になった場合

帰りの便が欠航になると、払い戻しだけではどうにもならないので少し大変です。

空席のある便があれば振り替え対応になりますが、満席だと乗ることが出来ません。

代替できる移動手段があれば良いですが、飛行機しかない場合は翌日の便まで待機となってしまいます。

そしてその場合にホテルなどに泊まる宿泊費は自己負担になってしまうのでご注意下さい。

4.LCCで予約している場合の欠航について

今流行りの格安航空チケットなど、LCCで予約している場合も、他の便への振り替えや払い戻し対応になります。

ただし、1点違うのは、LCCの場合は自社便への振り替えのみで他社便に振り替えることはできないということです。

自社便への振り替えは数が少なく早い者勝ちになってしまうので、早めに問い合わせて下さい。

台風によって宿泊施設に到着できない場合のキャンセル料

台風による交通障害で現地へ行けない場合の宿泊施設のキャンセル料は、場所によって様々です。

自己都合ではないのだからキャンセル料はかからないと思いたいですが、実は、100%のキャンセル料がかかってしまうケースも多々あります。

全額キャンセルになる事例の方が少ないようですので、事前に台風が来ると分かったら、早めに宿泊施設へ相談してみることをオススメします。

ツアーで計画していた場合はツアー側の保障の範囲内ですので、こちらはツアー会社に条件を確認してみて下さい。

予約済みのホテルや飛行機が台風でキャンセルになった場合まとめ

自分でコントロールすることの出来ない台風ですが、当日に慌てていたのでは、それこそ最悪な一日になってしまいますね。

キャンセル方法やキャンセルした場合の流れ、その後の予定などもしっかり考えておいて、予定が変わっても楽しめるよう事前に計画を立てておくと良いと思います。