ハロウィンの経済効果は既にバレンタイン越えか!?
2015/09/26
9月になると街はもうハロウィンムード。
年々ハロウィングッズを扱うお店が増え、日本にもすっかり定着したように思えます。
反面、ハロウィンを本当に楽しんでいる人ってどのくらいいるのでしょうか?
私自身はハロウィンに積極的でない人間なのですが、「ハロウィンの経済効果はバレンタインを超えた!?」なんていう情報もあります。
そこで今回は気になるハロウィンの経済効果について調べてみました!
ハロウィンの経済効果はバレンタインを超えたのか?
2014年に発表されたデータによると、
・バレンタインの経済規模は1080億円
・ハロウィンの経済規模は1100億円
だったそうです。
この数値だけを見るとハロウィンの経済効果はバレンタインを超えていると見えますが、このデータはあくまで記念日の影響力を数値化したデータであり、経済的な市場規模ではありません。
経済的な市場規模を見ると、まだバレンタインの方が大きいと分析する専門家が多いようなので、実際のところはバレンタインに軍配が上がるのかもしれません。
ただ、市場規模も同程度のレベルになっているのは明らかで、近年の急成長を見ると、ハロウィンがバレンタインを追い抜く日が来るのは近いかもしれませんね。
ハロウィンを楽しんでいる人は本当に多いのか?
ただ私のようにハロウィンにあまり興味が無い人間からすると、ハロウィンを楽しんでいる人が本当にそんなに多いのか?と疑問を持ってしまします。
こちらも2014年のあるアンケートで、全国の15〜49歳の男女1000人を対象にハロウィンに対する意識調査を行った結果、「ハロウィンに興味を持っている」と回答したのは全体の65%もいました。
しかし、「ハロウィンに実際に何かする予定がある人」は全体の28%しかおらず、実際にハロウィンを楽しんでいる人はまだそれほど多くないとうデータとなりました。
確かに周りを見渡しても、実際にハロウィンだからと動いているのはこの程度かなと納得です。
ハロウィンがバレンタインを追い抜く日は近い!?
とはいえ、ハロウィンはこれから経済規模が大きくなる見込みは十分にあります。
バレンタインは「女性から男性にチョコをあげる」というのが基本となるイベントです。
最近では友チョコなど、本来の形式に縛られないバレンタインの楽しみ方が増えてきてはいますが、それでも若い男女が中心のイベントであることに違いなく、バレンタイン市場がこれから劇的に成長することはないでしょう。
一方ハロウィンは、先述の調査からも分かるとおり興味を持っているが動かない人の割合もかなり多いです。
つまり今後その人達がきっかけさえあればハロウィンに参加するようになるということです!
今回調べてみた結果、今時点ではハロウィンがバレンタインを上回る経済規模になっているとは言えないものの、今後の成長が十分期待されるイベントであることが分かりました。
ハロウィンは宗教的な意味合いが薄く、ルールも厳格ではないので気軽さがありますし、老若男女誰でも参加できるイベントですので、その潜在能力に期待している企業も多いようです。日本のクリスマス的なイベントに近いかもしれませんね。
ハロウィンはパーティー!おうちでケーキ!みたいなことが、これからどんどん広がってくるんじゃないかなーと思いました。
参考:ハロウィンの過ごし方は?本場アメリカを参考に取り入れよう!
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