格安スマートフォンのデメリットや欠点は？simフリーとは何が違う？

最近は「格安スマートフォン」という言葉も効き慣れてきましたね。高いスマホ料金を抑えられるなら、ぜひとも検討してみたいところです。

そこで今回は、格安スマートフォンのデメリットや欠点についてまとめてみます。

格安スマートフォンとは

格安スマートフォンとは、一般的に、「格安スマホ本体」と「格安SIM」の組み合わせた安いスマホのことです。イオンスマホとかビッグカメラスマホなどが有名ですね。

「格安スマホ本体」は、機能を抑えた端末であったり、海外の比較的安価な端末を使うことで、価格を抑えることが出来ています。ドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアでは取り扱っていない端末です。そのため最初からsimフリー端末となっているので、SIMフリーにするだとか、SIMロックを解除するといった心配は不要です。

「格安SIM」は、大手キャリアの通信網の一部を借りて通信を提供するサービスです。通信料に制限があったり、サポート対応が弱いことがデメリットですが、その分料金を抑えられていますね。

格安スマートフォンの欠点とは？

格安スマートフォンのメリットやデメリットを一覧にまとめました。

<メリット>
・大手キャリアに比べて料金が安く抑えられる。
・2年契約の縛りが無い。縛りがあっても期間が短い。
・大手キャリアの回線を借りて運営しているので、通信品質は安定している。

通信容量の少ないプランを選択出来ることで、大手キャリアでは実現しない低価格料金(月980～)といったような料金プランが可能になります。ただし、1GB/月を越えると通信速度が落ちるなどの制限はもちろんあります。上限を上げて大手キャリアと同程度の通信性能を選んでも、月額1000円以上は安くなることが多いです。

また、回線自体は大手キャリアを同じものを利用するので、電波が弱い？などは心配する必要はありません。

<デメリット>
・端末の種類が少ない
・端末の性能が抑えられていたり、機能が少なかったりする。
・カケホーダイのプランは無い。
・キャリアメールが無い。
・大手キャリアに比べてサポートが弱い。

海外の安いスマホを利用することが多いので、機能が少なかったり種類が少なかったりするのはしょうがないですね。それでも、普通に通話や通信に使う程度であれば全然問題ないレベルです。

また、キャリアメールが無いことに違和感を覚える人も多いです。
～～@docomo.ne.jpといったアドレスがついてきません。といっても、gmailやyahoo!mailを利用すれば問題は無いんですが、ここに抵抗を覚える人も少なからずいらっしゃるようです。

そしてサポートが弱いことも一つのデメリットでしょう。弱いというより、ネット問い合わせだったりは普通に出来るのですが、やはり、店舗があって窓口があるというのは何かあった場合に非常に安心感がありますからね。普段からよく窓口に駆け込むような方には厳しいかもしれません。

格安スマートフォンが向いている人

格安スマホをオススメできる人は、普段はほとんど使わないから出来るだけ安くスマホを持ちたい人です。

大手キャリアではなかなか月980～といったプランの実現は難しいです。

ただし、家にwifi環境があることも格安スマホを持つ条件の一つだと思っています。アップデートなども絶対にありますし、やはり1GB程度だと、月末には制限になってしまうことが多いです。これだとLINEすらイライラを感じてしまうこともあるので。(写真が開けなかったり。)

月々のデータ通信量を増やすのであれば、格安スマートフォンではなく大手キャリアでも十分だと思っています。ただし、MNPを利用して0円端末に交換したりといった工夫をしないと高くなってしまうので注意して下さい。

格安スマートフォンのデメリットまとめ

格安スマートフォンは、安い端末を使うことと、回線を間借りしたりサポートを減らして事業規模を小さくすることで格安を実現しています。安いことには理由やデメリットがあることをしっかり認識しておきましょう。

・自分から電話をかけることは少ない。
・月のデータ使用量も少ない。
・家にwifi環境がある。
・自分で調べていろいろ解決できる。

これに当てはまる方には、格安スマートフォンはオススメの選択肢ですね。^^