初盆でお供えの渡し方は?一般的なお参り方法まとめ!
故人が亡くなってから初めて迎える新盆。そんな新盆でのお供えのマナーやお参りの方法は、しっかりと覚えて、失礼の無いようにしたいですね。
新盆のお供えの渡し方
新盆であれば、ご仏前として現金と、熨斗をつけたお菓子などのお供えを持っていくことが多いかと思いますが、「直接家主の方に渡せばよいのか?」「タイミングはいつか?」など、困ってしまうことも多いですよね。
基本的にはどちらも、お線香をあげる際に仏壇に添えるのが基本です。利用するのは施主ですが、誰のためにお供えするものか考えると分かりやすいでしょうか。
ご仏前をその場に置くのはどうなのか?という気もしますが、基本的には近くで家主の方が見ていると思いますし、心配であればご仏前を沿えた旨を一言伝えても良いでしょう。
新盆のご仏前の相場
金額の目安は3,000円~10,000円が相場と言われています。地域性や故人とのかかわりの深さで大きく変るので一概には言えません。
また、新盆であれば、法要の後に食事が振舞われる場合などもありますので、それも含めて金額を決めると良いかと思います。
新盆のお供えの選び方
新盆の一般的なお供えとしては、乾麺や海苔などの日持ちするものや、贈答用の線香やろうそく、または果物盛り合わせやお菓子などでしょうか。
ただし、せっかくのお供えも味気が無くてはつまらないので、故人とかかわりが深かった場合は、やはり故人の好きだったモノが良いと個人的には思います。お酒が好きな人だったら、みんなでお酒を持ち寄っても良いじゃないですか。^^
新盆の一般的な参り方
一般的なお参りの作法は、新盆であろうと通常のお盆であろうとさほど違いはありません。新盆は飾りが豪華だったり、お寺様を呼んでの法要があったりするのが大きい違いでしょうか。
お盆の一般的なお参りの作法をまとめます。
1.お家に伺い家主の方にご挨拶
お盆の参りに伺った旨をしっかり伝えます。お盆の時候の挨拶などを添えられると丁寧でよいですね。^^
2.仏壇の前に座る
まずは手を合わせて一礼。お供え物などはこのときに並べます。お供えはこちら側から字が読める向きで供えることが正しいです。
3.ろうそくに火をつける
消えている場合がほとんどだと思いますので、自分で火をつけましょう。
4.線香に火をつける
線香の本数は宗派によって違いますが、とくにこだわりが無ければ1本で良いです。また、線香は後から来る人の邪魔にならないように、奥から立てるのがマナーですね。
5.礼拝
リンを2回ならし、手を合わせて合掌。
6.ろうそくの火を消す
後客がいなければ、ろうそくの火を忘れずに消しましょう。その後、座布団からおります。
他には宗派によって細かい違いがかなりあります。リンの内側を叩くとか外側を叩くとか。そんなことよりも線香は奥から立てるなど、他の人の迷惑にならない最低限のマナーは守れるようにしたいですね。
初盆でお供えとお参り方法まとめ
礼儀や体裁よりも、気持ちが大事なのは間違いないですが、最低限のマナーを守って気持ちよくお参りできるようにしっかりと準備をしていきましょう。
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